ジュニの海が見える別宅

日々の事・猫の話・食べるの大好き!

ジンの想い

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リュ・ジンウは…真面目な…普通の両親に育てられ…

まっすぐ…純粋に…心身共に健全に育った少年でした…

あの日…クンホに出会うまでは…

…将来の夢を思いながら…自分にいずれ来るであろう愛の生活を夢見る…

真面目で…爽やかで…そして…潔癖な…プライドを持った青年でした…


今…全てが壊れ去った事を感じている…ジン…

女子学生と 交わる事さえ…今のジンには…考えられない事ではなかったでしょうか…?

クンホを憎みながら…惹かれていくジン…

クンホよりも…クンホから離れられない…自分が許せない…ジン…

あの日…自分を襲った嵐から 逃れようとして…出会った…写真…

自分を…クンホから…離してはくれない…写真…

ジンが離れられなかったのは…クンホ…?それとも…彼の写真…?

時々…思います…。

もし…クンホが…自分の思いを隠し…ジンを写真だけで…繋ぎとめていたら…

2人の間は…どうなっていたのでしょうか…?

アシスタントとして…常にクンホの一番近い所にいて…クンホだけを見つめているジン…

「はい…。」と答えるその声だけで幸せを感じるクンホ…

魂が結びついている2人は…やはり…それでも…愛を求めたのでしょうか…?

『眠る少年 Ⅱ』前後編 『天使の結界』

ジンが惹き付けられているクンホの写真がテーマとなっています…

何故 離れられないか…どれだけ…写真に惹きつけられたか…

ジンにとってクンホの写真は何だったのでしょう…?

でも…それはジンにとって…ただの言い訳にすぎないかもしれない…

ふと…思うときがあります…

きっと…クンホと写真と…同時にジンは受け入れてしまったのではないでしょうか…?



ジンはいつから…クンホを愛しはじめたのでしょう…?

憎みながら…拒みながら…涙を零しながら…それでも…離れられないジン…

私は…早い時期に…クンホに惹かれていったのではと思います…

「先生が…楽しそうだったから…」もう…それは…愛の始まりです…

最初の事があったから…愛を認めることは…自分の尊厳を犯す事…

自分のプライドも何もかもが…壊れてしまう…

どうしても…愛とは認められない…そのジレンマがジンを苦しませます…



「ヴィーナス 2人だけの愛…」

19歳のジン…冬休みに入り…クンホから逃げるように離れたはずだったのに…

急な撮影を知り…思わずクンホの所に駆けつけるジン…

そして…モデルの少年とクンホを見て…心が揺れるジン…

同級生と騒ぎながら…心の奥で…クンホを思うジン…

少年と2人でマンションに帰るのでは…と思いながらも…

階段に座って…クンホを待っていた…ジン…

そっと…クンホに渡した「ヴィーナスの櫛」と呼ばれる貝…

「それが 愛でないのか…?」

クンホはいつも想います…。

そう…ジン…それが…愛なんだよ…。それを…嫉妬と呼ぶんだよ…



そして…最新作 「恋模様」ジン 22歳…

大学のコンパに行く前に 撮影を覗いたジンが見たのは…

耳元で囁くモデルの少年に微笑む優しい目をしたクンホ…

思わず 誰にも告げずにその場を抜けだしたジンは…コンパに行けませんでした…

一人 自分の部屋で天井を見つめながら…自分の心の動揺にもがき苦しみます…

やっと離れたはずなのに…もう…抱かれて涙する事もないのに…

でも…あの目は自分に向けられたものだった…

愛していると囁き…抱き締めた…それなのに…

そして…電話のベル…クンホでした…

「何故…あんなにやさしい目で見られる…?」

思わず…ジンは尋ねてしまいました…深く後悔をしながら…

ジン…クンホは…ジンの愛が判っているの…

ジン…あなたも…判っているでしょう…?クンホへの愛を…

でも…認めたら…自分はどうなる…?それがこわいんだよね…

素直になれば…心が休まるよ…

愛を認めれば…もう…辛くないよ…


あぁ…ジンを抱き締めてあげたいです…。

そして…また…私も泣いてしまいます…